続く未来へ、続く企業へ。
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私たちミヨシ油脂は、「人によし、社会によし、未来によし」という経営理念のもと、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の3要素、いわゆる「ESG」を重視した経営を推進してまいります。
具体的には、国連の持続的な開発目標「SDGs」に事業活動を関連づけ、環境問題、社会問題、人権問題などの解決に寄与していきます。
私たちはこれを企業の責務とは考えず、むしろチャンスとして捉えています。SDGsに向けた取り組みを中期経営計画の中に取り入れ、新たな製品やサービスを生みだすことによって、自社にイノベーションをもたらします。 -
SDGsの目標を達成するためには、まだ足りない部分もありますが、逆に企業としての「伸びしろ」がそこにあると考えています。持続的な社会の構築なくして、弊社の永続的な発展はありえません。企業としてはもちろん、社員一人ひとりがSDGsのゴールである2030年に向けて何ができるかを考え、全社を挙げて取り組んでいきたいと思います。
代表取締役社長執行役員
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SDGs(持続可能な開発目標)とは
2015年9月の国連サミットで採択された
「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2016年から2030年までの国際目標です。
SDGsは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
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3.すべての人に健康と福祉を
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取り組み
2030年までに製品中のトランス脂肪酸含有率を1%未満にします。
健康への影響が指摘される「部分硬化油」を使わない製品を提供することで、あらゆる年齢の人々の健康的な生活の確保に貢献していきます。 -
進捗状況
2019年当社取り扱い製品中のトランス脂肪酸含有率は平均約2%になっています。
トランス脂肪酸について
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5.ジェンダー平等を実現しよう
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取り組み
2030年までに管理職の女性社員比率を10%以上にします。
社員活躍推進委員会「きらり!」の活動を推進し、女性管理職比率を向上させることで、性別に関わらず平等に機会を与えられる職場を実現していきます。 -
進捗状況
2019年管理職の女性社員比率は4.9%になっています。
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6.安全な水とトイレを世界中に
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取り組み
2030年までに約1000万tの排水処理に貢献します。
排水処理に貢献できる製品提供を全世界に拡大し、世界中の安全な水利用に貢献していきます。 -
進捗状況
2019年約700万tの排水処理に貢献しました。
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7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
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取り組み
2030年までに製品1トンあたりのCO2排出量を2006年比50%以上削減します。
高効率エネルギー設備への投資と継続的改善活動(アドバンス活動)、バイオマス発電設備の導入により低炭素社会実現へ貢献していきます。 -
進捗状況
2019年CO2排出量は2006年比20%削減となっています。
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11.住み続けられるまちづくりを
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取り組み
2030年までに非分解性プラスチック削減によりCO2を約100t削減します。
生分解性素材を拡販することで、都市で生成される廃棄物による環境負荷を低減し持続可能なまちづくりに貢献します。 -
進捗状況
2019年CO2削減量は約24tとなっています。
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13.気候変動に具体的な対策を
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取り組み
2030年までに製造に係わる全ての冷媒を順次自然冷媒に切替しフロンR22を全廃します。
温室効果ガスやCO2排出の抑制・削減への取り組みを進めることで、気候変動対策に貢献していきます。 -
進捗状況
2019年導入なし。
2020年自然冷媒装置を1台導入します。
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15.陸の豊かさも守ろう
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取り組み
2030年までにパーム油をRSPO認証品へ積極的に切替します。
「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」へ参加することで、持続可能な原料調達を推進し、環境保全や動物保護の取り組みに貢献していきます。 -
進捗状況
2019年購入量はパーム油の約7%となっています。
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